貯金があってもサラ金を利用する理由は?

たとえ貯金があっても利用する人が多いというサラ金、その理由は?

消費者金融などに行って借金をする人に対して、どんなイメージを持っていますか。サラ金でお金を借りたりするのは、手持ちのお金のない人。貯金のある人はわざわざ借金などしないもの。そんなふうに考えてしまいがちですが、実は意外な理由があるようですよ……。

一部上場の某有名企業に勤続20年、営業部長として、日々部下をまとめあげているAさん(45歳)は、結婚15年目。今年13歳、某有名私立中学に通う優秀な息子さんがひとり、家庭も円満そうです。給与だって申し分ないはずだし、まさかサラ金で借金などしていませんよね?

「いやいや、してますよ!思いっきりサラ金でお金借りています」。

えー!それはどうしてですか。

「もちろん、そんなに高額ではないですが、我が家は奥さんが金銭管理をしていて、自分は小遣い制で、お金を使いたい、と思ったとき、自由に使えるお金がないんですよ」。

自分で稼いだお金なのに……。

「そうですね。そう考えると理不尽ですよね。でも、いざ、お金を使いたい、用意して、と奥さんに頼んだとき、何に使うの、と根掘り葉掘り聞かれるのがイヤなんですよ」。

ちなみに、なんのために使うお金なんですか。

「いや、この年でたいへんお恥ずかしいのですが……。アイドルの追っかけです」

アイドル!?

「アイドルと言っても、世間的にはぜんぜん売れていない、地味なアイドルグループなんです。だからこそ、自分が応援してあげたい。支えてあげたい。その子たちの公演が、地方の僻地の小さな劇場で行われたりするので、そこに行く交通費やチケット代、お土産代などですかね」。

もちろん日帰り、ですよね?

「もちろんです!家族にはバレたくないですから」。

なんとも涙ぐましい消費者金融利用の理由なのでした。このように、預貯金は潤沢にあるけれど、使ったことが家族にバレたくないなど、特殊な(?)趣味などを持っていて、サラ金に頼るしかない、という人は少なくないのだとか。また、土日祝日の早朝、夜間などは、銀行のATMの利用手数料が高くなることもあり、手軽なサラ金の無人ブースで借りて、後日、手数料が無料になる時間にATMでお金をおろして、銀行に返す、という強者も。その方が手数料が少なくて済む場合があるのだとか。

人によってさまざまな事情があるということですね。勉強になりました。